やさしい歯医者ブログ

2012.05.23更新


先日、ちょっと足を伸ばして上野まで・・・・・



この日の目的は、ほっとするひととき、芸術鑑賞

まずは国立科学博物館へ。



社会科見学の子供達が沢山いる中、
「インカ帝国展」へ・・・



マチュピチュの構造がかなり良くわかります。
映像とともにインカ帝国が作り上げた偉大な光景を見せてくれました

そして・・・・
そのまま東京国立博物館へ・・・



 『ボストン美術館 日本美術の至宝』

日本芸術の素晴らしいコレクションが里帰りしています

心に残った作品をちょっとご紹介

最初に目にするのはこちら。
【弥勒菩薩立像】  快慶作

    
現存する最初期の像であり保存状態もとてもよく、
柔らかな曲線に温かさを感じます。
ずっと見ていたくなるような作品。

【法華堂根本曼荼羅図】

法華経を説く光景。
奈良時代の貴重な作品!!

【吉備大臣入唐絵巻】

なんと、平安時代の24メートルの絵巻。
物語りもなかなかいいです。

【龍虎図屏風】
長谷川等伯筆

筆の素晴らしいタッチに圧巻。
墨の濃淡のみでこれだけの柔らかな表現・・・
本当に見入ってしまいます。

【雲龍図】
曽我蕭白筆

修復に5年要し、今回修復後初の展示。
すごい迫力に圧倒されます!!
蕭白34歳の時の作品。

その他、太刀やお着物など、日本が作ってきた芸術が数多く。
すべての作品に興味が湧く、飽きない空間
日本文化を知れるかなりいい内容になっています

明治初期の神仏分離令後、
これだけの作品の発掘、保存に努めた3人、
哲学者 フェノロサ、大富豪 ビゲロー、日本の岡倉天心。
彼らの功績のとともにそれらの作品を今でも守っている
ボストン美術館のすごさに感服。
数々の作品に日本人としての誇りを感じます

とってもいい時間〜
なんだかすごく良い充電に・・・

 

投稿者: すすき野デンタルクリニック


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